2017年2月10日くらすだより

戦いごっこについて(ちゅうりっぷ組 年少)

何かになりきることが大好きなお子さんたち。TVのヒーローやヒロインになりきって楽しんでいる姿もあります。”なりきる”ことを楽しんでいる分には私も見守っているのですが誰かを敵にしてたたいたり蹴ったりすることは止めています。けがをするということも一つ理由になるのですが、1番は”相手を傷つけることに面白さを感じる”ことだけはしたくないと私は思っています。自分で作ったロボット、制作物を武器に見立てて”バンバン!”と銃口を向けることも同じです。また自分たちでは善悪がつかないお子さんたちなので相手を傷つけようと思ってやっていないこともわかります。だからこそ大人が”それは恐いことだからやめてほしいの”と伝えることが大切だと思うのです。一部には”力の加減がわかるようになる”ともいわれていますが、このような経験は戦いごっこ以外でも経験できるのです。いじめのない日本、戦争のない世界を目指すというととっても大きなことですが通じる部分もあるのかなと思っています。”戦いごっこ”をしているときにはほかの遊びに誘いながら別の楽しみで満足できるようにかかわっています。”力加減がわかるように”という経験では”おすもう”や”綱引き””鬼ごっこのタッチに行くとき”・・・と遊びの中でお子さんたちが経験できるようにしていますよ。私の思いとしてはこのように考えています。戦いごっこも様々な考え方がありますがお家の方も一つ考えるきっかけにして頂けたらと思います。